2014年11月10日月曜日

【絵本の本質を理解する】

【絵本の本質を理解する】

こんにちは、
親子ヨガ指導者のシンです。
 


レッスンのときに絵本を読むことも
多いと思いますが
その絵本から大人も学びがあります。


子どもに読み聞かせをするのに
大人がその本質を理解していないと
アナタは教育者でもなければ
指導者でもないです。


ただのスピーカーと同じです。
内容通りの音声を奏でるだけです。


今回、ご紹介するのは
「大きなかぶ」という童話です。


この話は一度は聞いた事があるでしょう。


思い出して下さい。
このストーリーを。


誰が出て来て、どのような結末で
何を訴えているのか‼︎


アナタの頭をフル回転させて下さい。


勉強は決して子どもだけが
やるものではなく
大人であるアナタも
やらなければならない事です。


アナタが
イメージした結末と教訓であれば
ハナマルです。


ですが、
なんのイメージも湧かない人は
思考力が停止していて
ただ、子どものお世話をするのが
上手い人です。


アナタが
子どもの未来の思考力を養える人になるのか


子どもの機嫌が取れる世話役になるかは


アナタが決めて下さい。



では、そろそろストーリーを
始めていきます。


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おじいさんは甘くて大きなかぶを
作ろうと畑に種を蒔いて育てました。


そうすると、
1株の大きな大きなかぶが
できました。


「うんとこしょ、どっこいしょ」 


おじいさんは
かぶを収穫しようとしましたが、
大きすぎて一人では抜くことが
できません。


そこで、
おじいさんはおばあさんを呼んできて
手伝ってもらうことにしました。


「うんとこしょ、どっこいしょ」 


かぶをおじいさんが引っぱって
おじいさんをおばあさんが引っぱって
それでもかぶは抜けません。


そこで、
おばあさんは孫娘を呼んできて
手伝ってもらうことにしました。


「うんとこしょ、どっこいしょ」 


それでもかぶは抜けません。


そこで孫娘は犬を呼んできて
犬は猫を呼んできて
手伝ってもらうことにしました。


「うんとこしょ、どっこいしょ」「うんとこしょ、どっこいしょ」 


かぶをおじいさんが、
おじいさんをおばあさんが、
おばあさんを孫娘が、孫娘を犬が、


犬を猫が後ろから引っぱって、
一列になって抜こうとしますが、


それでもかぶは抜けません。


それでいよいよ最後には
ねこがねずみを呼んできて、
手伝ってもらうことにしました。


「うんとこしょ、どっこいしょ、
うんとこしょ、どっこいしょ」 


───そうしてようやくかぶを
抜くことができました。


【教訓 その 1】
そもそもおじいさんは、
かぶを必死に引っ張るのでなく、


かぶの周囲から掘り起こせば
よかったのだが、
そこに気がつかなかったために、
大変な手間がかかった。


このように、
プロジェクトに最初にトライした
人間がちょっとおばかだと、
解決するのに大変な手間がかかる。


事前の検討は、非情に重要である。



【教訓 その 2】
とはいえ、最初の方向性が多少 
「おばか」 だったとしても、


人海戦術という 「力技」 で
対処すれば、なんとかなることもある。


もしかしたら、
あれこれ考えているよりも
手っ取り早かったりするかもしれない。


収拾が付かなくなるリスクも大きいが。


もっとありますが
この二つの教訓をまずは
例にあげておきます。


どうでしょう⁇


イメージ出来たでしょうか?


このようにアナタは
絵本を読むという行動さえも
なぜ、それをするのかを考えて


さらに結果にもフォーカスして
行動することができれば
アナタはきっと良い指導者に
なれるでしょう。


僕は塾講師と親子ヨガの指導者を
しているので、未来の子ども達の事を
もっと考えれる人を育てていきたいです。


アナタの思考力が止まっていると感じたら
あなたの勉強も深めてください。



 
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